2023年10月23日 「日本一のふるさと給食」で地元愛を育む

地元産食材を積極活用~地元で愛されるアレからアノA級食材まで~

<但馬牛肉>

<ニギス>

兵庫県とは申しましても、神戸市から2番目に遠い位置にあります、県北部の日本海に面した香美町(かみちょう)。
沿岸部「香住」では、豊かな日本海の恵み「松葉ガニ(ズワイガニ)」「香住ガニ(ベニズワイガニ)」のほか、ハタハタ、ノドグロ、ホタルイカなど季節によって様々な種類の魚介類が水揚げされますし、カニ殻を肥料として育つ「香住梨」をはじめとした農産物、
山間部「村岡」「小代」では、1,000m級の山々から流れ出る清流の恵みにより、全国食味値コンクールで上位 常連の「但馬村岡米」、全国の和牛の99.9%にここ香美町産まれの但馬牛「田尻号」の血が流れているという、まさに和牛の聖地で育った「但馬牛」など、A級食材の宝庫であります。
このような誇れる町で育つ子どもたちに、ふるさとの味を感じて欲しいと、学校給食では、地元産食材を積極的に活用しています。伝統ある料理から、親世代もうらやむような豪華料理まで、レパートリーは盛りだくさん!
11月12日には地域の方々への紹介イベント「ふるさと給食試食会」も開催します。
食企画、学校給食企画などございましたら、ぜひご取材等ご検討いただきますようよろしくお願いいたします。
なお、お越しいただく場合には、最大限のご協力をさせていただきますので、何なりと香美町役場神戸営業所までご連絡ください。

■メニューの数々

<但馬牛ごはん・・・醤油と砂糖で甘辛く炊いた但馬牛を、ご飯と混ぜ合わせました。子どもたちに好評の定番メニュー。>

<香住高校わかめのすまし汁・・・地元香住高校海洋科学科の生徒が養殖したわかめを使用しています。>

<ハタハタとキノコの仲良し揚げ・・・ハタハタは、頭も骨も全部食べられるようしっかり揚げてます。

<但馬牛肉じゃが・・・但馬牛の旨味が、ホクホクのじゃがいもにしっかり浸みていて、味は格別!>

■給食だよりを見てみると・・・

平成26年4月に全国初「香美町魚食の普及の促進に関する条例(通称:香美町とと条例)」が制定され、地元の漁業関係者や水産加工業者を中心に構成されるボランティア団体「香美町とと活隊」が魚食普及活動の牽引役となっています。その活動は 高く評価され、2021年4月には、農林水産省の「第5回食育活動表彰消費・安全局長賞」を受賞されました。
また、町では毎年10月を「魚食普及月間」、毎月20日を「魚(とと)の日」と定め、家庭でも積極的に魚を食べてもらうと同時に、学校給食でも魚食メニューを積極的に取り入れています。今年の10月も町内で水揚げされた魚を使用した給食が提供されています!どんなメニューでしょうか?少し覗いてみましょう!

<「とと活隊」濱上隊長は「焼にぎす」職人!>

<香住センター>

<村岡センター>

<香美町産の魚・牛肉が使用される日は、香美町ジオパークキャラクター「ジオンくん」マークが記されます>

<※S-K-S(スター<星→干し>・キス・スティック)規格外の小さいニギスを干して炙ったもので、よく噛んで、頭も骨も食べることができる、カルシウムたっぷり食材です!

 

■給食で最も多く使用された魚は・・・

町内2つのセンターで調理された食事は、町内の小中学校、幼稚園などに運ばれます。それぞれメニューは違いますが、香美町産の魚を多くメニューに取り入れられています。
4月からのメニューを見て、あることに気が付きました。○○○の名前が頻出!
最も多く使われた魚は、昨年に続き・・・ニギス。香住区民のソウルフードとも言えるこの魚。生魚を醤油で煮る(身離れの良さは新鮮さの証拠)、パン粉をまぶしてフライ、すり身にしたつみれ汁(旨い出汁がでます)やつみれハンバーグなどなど。ちなみに、聞かれてませんが、私の大好物は「焼ニギス」♡

<焼きニギス>

<道の駅あまるべで販売中の魚(とと)カツバーガー>

 

 

 

「日本一のふるさと給食」で地元愛を育む プレスリリース