2022年10月26日 カニの本場香美町の本領発揮!

冬の味覚の王者「松葉ガニ」漁 11月6日解禁!

冬の味覚の王者「松葉ガニ」
(ズワイガニ)が11月6日(日)午前0時に解禁となり、香美町内では、香住(かすみ)柴山(しばやま)の両港あわせて16隻の沖合底引き網漁船が出漁します。
町内のお宿やお食事処では、料理人が腕によりをかけて捌く、松葉ガニ料理を味わうことができます。
ひと足早い9月に解禁され、関西地方では香美町の香住漁港のみで水揚げされる「香住ガニ」
(ベニズワイガニ)
の知名度も高まるなか、「カニの本場香美町」の本格始動でございます。
この冬の旅企画などございましたら、取材等につきましてご検討いただきますようよろしくお願いいたします。
実際にお越しいただける場合には、より詳細な情報提供、行程調整、撮影アテンドなど地元調整を含めた最大限のご協力をさせていただきますので、何なりと香美町役場神戸営業所までご連絡ください。お待ちしております。
なお、初セリは11月6日(日)午後1時から、香住漁港で行われます。※天候状況により変更となる場合あり

 

■松葉ガニのおいしさの秘訣

柴山ガニ選別の様子。1匹1匹、重さや色、形などで選りわけます

冬の味覚の王者「松葉ガニ」漁は11月6日に解禁となり、翌年3月20日までの漁期となります(松葉ガニのメス「セコガニ」は資源保護のため12月末まで)
松葉ガニの漁獲量は、兵庫県も全国上位で、ぎっしりと詰まった身、濃厚で上品な甘みが特徴です。
香美町では、香住と柴山あわせて16隻の沖合底引き網漁船が出漁します。香美町で水揚げされる松葉ガニは、近年「活(かつ)ガニ」
(生きたままのカニ)にこだわっています。カニの鮮度を落とすことなく港へ持ち帰るため、操業中に何度もカニ保管水槽内を新鮮な海水に入れ替えるなど、陸揚げするまでカニにストレスを与えないための努力を行っています。漁業関係者の妥協を許さない姿勢・こだわりが、香美町の「松葉ガニ」のおいしさを際立たせています。

 

■日本一の選別数!

110ランクとも言われる柴山ガニの選別の札

柴山港で水揚げされる松葉ガニは「柴山ガニ」と呼ばれ、日本一と言っても過言ではないカニの選別が行われ、その数は「110ランク」にも及びます。
30年以上のキャリアを持つ「選り手」
(カニの選別をするプロ)は船長の奥さんなどの女性が主に行い、重さや形はもちろん、身の入り具合や色つき、傷の有無など熟練の手で選別を行います。
柴山ガニの中でも、重さが1.35㎏以上あり、脚揃いで良質な柴山ガニを「柴山GOLD(ゴールド)」としてブランド化していますが、その量はわずか1000匹に1匹とも言われています。

 

■「松葉ガニプラン」のご案内

「柴山GOLD」のタグがついた柴山ガニ

香美町香住観光協会に属するお宿約100軒と町内のお食事処では、11月上旬から翌年3月末まで(期間は店舗により異なります)「松葉ガニプラン」として、松葉ガニ料理を提供します。
基本的な料理内容は、松葉ガニの刺身、カニみそ甲羅焼き、焼きガニ、鍋、雑炊などのコース提供となります(宿泊プラン・食事のみプランなど内容や料金は店舗により異なります)。
詳しくは、各店舗のホームページをご覧いただくか、香美町香住観光協会(℡ 0796・36・1234)へお問い合わせください。

 

■「カニの本場 香美町」と言われる所以

昭和30年代前半までカニ料理といえば「茹でガニ」が主流でした。
しかし、昭和35年ごろ、香美町のあるお宿で、生ガニのまま鍋にする料理も開発してみようと、地物の松葉ガニに吟味した食材、とくに調理には心をこめ、ほうれんそうを白菜で巻いて盛るなど心を配った料理「カニすき」が誕生しました。この「カニすき」をお宿のお客さんに初めて出したのが香美町のお宿と言われています。
香美町は古くから漁業が盛んでしたが、昭和48年、54年のオイルショックや乱獲で漁業界には厳しい風が吹いていました。漁港の整備や水産加工品製造など必死に漁業再建を目指すなか、この「カニすき」の登場により、松葉ガニが広く知られ、冬の味覚の花形となり、香美町は「カニの本場」となりました。

 

■「香住松葉がにまつり」は3年ぶり開催

2年連続中止となっていました「香住松葉がにまつり」を、3年ぶりに開催することとなりました。11月20日
(日)午前9時から香住漁港西港でお待ちしています。大好評「竹輪まき」
に始まり、新ゲーム「フライング甲羅キャッチゲーム」では、カニの甲羅が宙を舞います。

 

 

カニの本場香美町の本領発揮!
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