2021年10月21日 冬の味覚の王者「松葉ガニ」漁11月6日解禁!

「カニの本場 香美町」の本領発揮
町内のお宿やお食事処で「本場の松葉ガニ料理」をご賞味ください

■松葉ガニのおいしさの秘訣

冬の味覚の王者「松葉ガニ」漁は11月6日に解禁となり、翌年3月20日までの漁期となります(松葉ガニのメス「セコガニ」漁は資源保護のため12月末まで)
松葉ガニの漁獲量は兵庫県も全国1.2を争っており、かつぎっしりと詰まった身、濃厚で上品な甘みが特徴です。
香美町では香住と柴山あわせて16隻の沖合底引き網漁船が出漁します。
香美町で水揚げされる松葉ガニは、近年「活(かつ)ガニ」(生きたままのカニ)にこだわっています。
カニの鮮度を落とすことなく港へ持ち帰るため操業中に何度もカニ保管水槽の水を新鮮な海水に入れ替えるという陸揚げするまでカニにストレスを与えないための努力を行っています。
漁業関係者の妥協を許さない姿勢・こだわりが、香美町の「松葉ガニ」のおいしさを際立たせています。

▲ 柴山ガニ選別の様子1匹1匹、重さや色、形などで選りわけます。

■日本一の選別技術!

柴山港で水揚げされる松葉ガニは「柴山ガニ」と呼ばれ日本一と言っても過言ではないカニの選別が行われ、その数は「110ランク」にも及びます。
30年以上のキャリアを持つ「選り手」(カニの選別をするプロ)は船長の奥さんなどの女性が行い重さや形はもちろん身の入り具合や色つき傷の有無など50gの誤差も見落とさない熟練の手で選別を行います。
柴山ガニの中でも重さが1.35㎏以上あり脚揃いで良質な柴山ガニを「柴山GOLD(ゴールド)」としてブランド化していますがその量はわずか1000匹に1匹とも言われています。

▲110ランクとも言われる柴山ガニの選別の札

■「松葉ガニプラン」のご案内

香美町香住観光協会に属するお宿約100軒と町内のお食事処では11月上旬から翌年3月末まで(期間は店舗により異なります)「松葉ガニプラン」として、松葉ガニ料理を提供します。
基本的な料理内容は松葉ガニの刺身、カニみそ甲羅焼き、焼きガニ、鍋、雑炊などのコース提供となります(宿泊プラン・食事のみプランなど内容や料金は店舗により異なります)。
詳しくは各店舗のホームページをご覧いただくか
香美町香住観光協会(0796-36-1234)へお問い合わせください。

▲「柴山GOLD」のタグがついた柴山ガニ

 

■「カニの本場 香美町」と言われる所以
昭和30年代前半までカニ料理といえば「茹でガニ」が主流でした。
しかし昭和35年ごろ香美町のとある宿で生ガニのまま鍋にする料理も開発してみようと地物の松葉ガニに吟味した食材、とくに調理には心をこめホウレンソウを白菜で巻いて盛るなど心を配った料理「カニすき」が誕生しました。
この「カニすき」をお宿のお客さんに初めて出したのが香美町のお宿と言われています。
香美町は古くから漁業が盛んでしたが昭和48年、54年のオイルショックや乱獲で漁業界には厳しい風が吹いていました。
漁港の整備や水産加工品の製造など必死となり漁業再建を目指す中、この「カニすき」の登場により松葉ガニが広く知られ冬の味覚の花形となり香美町は「カニの本場」となりました。

■「香住松葉ガニまつり」は中止となりました

11月下旬に香住漁港西港で開催予定でした「香住松葉ガニまつり」は新型コロナウイルス感染拡大防止のため本年度の開催は残念ながら中止となりました。

 

「兵庫県香美町」の観光PRをしています、香美町役場観光商工課神戸営業所のマツイと申します。
兵庫県とは申しましても神戸市から2番目に遠い位置にあります、県北部の日本海に面した香美町(かみちょう)。
冬の味覚の王者「松葉ガニ」(ズワイガニ)が11月6日(土)に解禁となり香美町内では香住(かすみ)柴山(しばやま)の両港あわせて16隻の沖合底引き網漁船が出漁します。
町内のお宿やお食事処では料理人が腕によりをかけた松葉ガニ料理を味わうことができます。
ひと足早い9月に解禁され関西地方では香美町の香住漁港のみで水揚げされる「香住ガニ」(ベニズワイガニ)の知名度も高まるなか、いよいよ「カニの本場香美町」が本格始動いたします。
この冬の旅企画などございましたら、取材等につきましてご検討いただきますようよろしくお願いいたします。
実際にお越しいただける場合にはより詳細な情報提供、行程調整、撮影アテンドなど地元調整を含めた最大限のご協力をさせていただきますので何なりと香美町役場神戸営業所までご連絡ください。
なお、初セリは11月6日(土)午後1時から香住漁港で行われます。

※天候状況により変更となる場合あり

 

 

冬の味覚の王者「松葉ガニ」漁11月6日解禁!プレスリリース