2019年7月25日 手漉き和紙で世界に一つの作品を! 「紙漉き+1泊2食宿泊ペアチケット」プラン!

香美町初!地元高校生との体験活動をふるさと納税の返礼品に

紙漉きの魅力

香美町役場神戸営業所で「兵庫県香美町」の観光PRをしています木原弘一郎と申します。
このたび兵庫県立村岡高校(香美町村岡区村岡)の生徒が考案した香美町ふるさと納税の返礼品「紙漉き+1 泊2食宿泊ペアチケット」プランについてご紹介させていただきます。
本町にある村岡高校では地域住民との協働を目指した活動を「村高発・地域元気化プロジェクト」と題し総合的な学習の時間として取り組み、その活動の一環である「紙漉き班」の生徒が同プランを考案しました。
高校生が地域の魅力を発信する活動のサポーターを募集する内容となっています。

水に浮かぶ和紙ライ ト「和雲(わく)」

旅企画や体験企画、地元高校生の地域貢献を取り上げる企画などございましたらご取材につきましてご検討いただきますようよろしくお願いいたします。
なお実際に取材に入っていただける場合にはより詳細な情報提供、スケジュール調整、撮影アテンドなど地元調整を含めた最大限のご協力をさせていただきますので何なりと香美町役場神戸営業所木原までお問い合わせください。

 

「射添紙」いそうがみ

香美町の紙漉き産業

香美町の紙漉きは香美町村岡区を中心に「射添紙」(いそうがみ)が戦前までは盛んに行われていましたが現在は廃れてしまった産業です。
戦後に安くて大量生産できる西洋紙が普及し、和紙を使用する機会が日本中で少なくなったことや少子高齢化が著しいことが主な原因です。
今では紙漉きをする担い手も、さらに竹ひごで簀(す)を作る後継者もいません。
村岡高校の「紙漉き班」は2013年に集落サポーターとして2014年からは香美町地域おこし協力隊として「射添紙を復活させる」ために神戸から村岡区長須集落に移住してきた本多秋香(あいか)さんと一緒に「紙漉きの魅力」を発信する活動に取り組んでいます。

紙漉きの魅力

和紙を一枚作るにはたくさんの材料と時間と手間を要します。
村岡高校では和紙の原料となる楮(こうぞ)を 村岡区長須集落から移植したり粘り液となる花オクラを植えたりしています。
集落に自生している身近なものを使ってのものづくりはシンプルでいて実に奥深いものがあり、それが「紙漉きの魅力」です。
高校生がそれを発信し楽しく活動することで周りの大人たちを巻き込んで「楽しそう」と思ってもらえることで活気づけることにつながっています。

水に浮かぶ和紙ライ ト「和雲」(わく)

新たな取組

和雲は一辺が約5㎝と小さなライトなので大きな棚田に映えるためには200個もの和雲が必要となります。
村岡高校紙漉き班はただ単に紙漉きや和雲の魅力を伝えたいわけではありません。
体験を通して和紙を視覚のみならず触覚、嗅覚で感じてもらいたいと思っています。
そして何より地域内外の人が和紙の魅力に気づき互いに結びつくという目標こそが和雲の開発を成し遂げることができた真の理由です。
今回のプロジェクトを達成するため一緒に和雲を作ってくれる大人を募集するのに「ふるさと納税」という方法を考えました。
高校生ならではの視点、地域おこし協力隊として移住してきた本多さん、
熱くて一途な思いを持った人たちと一緒になり地域を元気にしようとするものです。

体験を通して和紙を視覚のみならず、触覚、嗅覚で感じてもらいたい

プランの内容

「紙処ながす」で世界に一つだけの名刺や草花を漉きこんだ灯篭、水に浮かぶライト「和雲」などの紙漉き体験をしていただきます。
高校生スタッフが一生懸命アシストします。

【日時】 AまたはBを選んでください。A・Bとも限定1組です。
A:2019年8月16日(金)~17日(土)
B:2019年8月23日(金)~24日(土)
【事業者】 兵庫県立村岡高校  0796-94-0201
【内容】 「紙漉き+宿泊」体験(1泊2日)
※現地までの交通費は納付額に含まれません。
【寄付金額】 1組6万円 申し込みはふるさと納税ポータルサイト「ふるさとチョイス」から
【体験施設ホームページ】 「紙処ながす」https://kaa-mii.wixsite.com/kamidokoro

 

 

令和元年 ふるさと納税 プレスリリース