2022年10月26日 帰って来いよ香美町へ

日本一のふるさと給食で地元愛を育む
地元産食材を積極活用 ~郷土料理からあのA級食材まで~

ノロゲンゲ(ドギ)

但馬牛肉

ニギス

美方大納言小豆

兵庫県とは申しましても、神戸市から2番目に遠い位置にあります、県北部の日本海に面した香美町(かみちょう)。
沿岸部「香住」では、豊かな日本海の恵み「松葉ガニ(ズワイガニ)」
「香住ガニ(ベニズワイガニ)」
のほか、ハタハタ、 ノドグロ、ホタルイカなど季節によって様々な種類の魚介類が水揚げされます。
山間部「村岡」「小代」では、1000m級の山々から流れ出る清流の恵みにより、全国食味値コンクールで上位常連の「村岡米」
、カニ殻堆肥使用の「香住梨」をはじめとした農産物、全国の和牛の99.9%に香美町産但馬牛「田尻号」の血が流れているという、まさに和牛の故郷で育った「但馬牛」など、A級食材の宝庫であります。
このような誇れるまちで育つ子どもたちに、ふるさとの味を感じて欲しいと、学校給食では、地元産食材を積極的に活用しています。伝統料理から、親世代もうらやむような豪華料理まで、レパートリーは盛りだくさん!
食企画、学校給食企画などございましたら、ぜひご取材等ご検討いただきますようよろしくお願いいたします。
なお、お越しいただく場合には、より詳細な情報提供、行程調整、撮影アテンドなど地元調整を含めた最大限のご協力をさせていただきますので、何なりと香美町役場神戸営業所までご連絡ください。

 

■ メニューの数々


但馬牛ごはん
醤油と砂糖で甘辛く炊いた但馬牛を、ご飯と混ぜ合わせました。子どもたちに好評の定番メニュー。
ハタハタは、頭も骨も全部食べられるようしっかり揚げてます。

ハタハタとキノコの仲良し揚げ

香住高校わかめのすまし汁

地元香住高校海洋科学科の生徒が養殖したわかめを使用しています。
但馬牛の旨味が、ホクホクのじゃがいもにしっかり浸みていて、味は別格

但馬牛肉じゃが

 

■ 魚食普及月間のフィナーレを飾るのは・・・

食育表彰受賞を但馬県民局長へ報告する「とと活隊」濱上隊長(中)

平成26年4月に全国初「香美町魚食の普及の促進に関する条例(通称:香美町とと条例)」が制定され、地元の漁業関係者や水産加工業者を中心に構成されるボランティア団体「香美町とと活隊」が魚食普及活動の牽引役となっています。その活動は高く評価され、昨年4月には、農林水産省の「第5回食育活動表彰 消費・安全局長賞」受賞されました。
また、町では毎年10月を「魚食普及月間
、毎月20日を「魚(とと)の日」と定め、家庭でも積極的に魚を食べてもらいつつ、学校給食でも魚食メニューを取り入れています。
今年の10月も香美町で水揚げされた魚を使用した給食が提供されています。主なメニューをご紹介。

 

香住センター

 

村岡センター

 

 ←香美町産の魚が使用される日には、香美町ジオパークキャラクター「ジオンくん」マークが記されます。

※S・K・S(スター<星→干し>・キス・スティック)規格外の小さいニギスを干して炙ったもの
よく噛んで、頭も骨も食べることができる、カルシウムたっぷり食材です!

 

■ 給食で最も多く使用された魚は・・・

焼きニギス

ととカツバーガー

町内2つのセンターで調理された食事は、町内の小中学校、幼稚園などに運ばれます。それぞれメニューは違いますが、香美町産の魚を多くメニューに取り入れられています。4月からのメニューを見て、あることに気が付きました。○○○の名前が頻出! 最も多く使われた魚は・・・ニギス。香住区民のソウルフードとも言えるこの魚。生魚を醤油で煮る(身離れの良さは新鮮さの証拠)、干したものを焼く、揚げる、すり身にしたつみれ汁(旨い出汁がでます)、つみれハンバーグなどなど。ちなみに、私の大好物は「焼き」ニギス(聞いてないって)。

 

帰って来いよ香美町へ
プレスリリース
チラシ(献立表)