2022年4月26日 兵庫県香美町 初夏の絶景「あまるべ・よろい」

~鎧のこいのぼり 今年も海を渡ります!~

JR線で兵庫県一の赤字区間・・・頑張っています!


JR餘部駅南側お立ち台からの眺望
架替後も鉄道遺産として一部を保存活用した余部鉄橋「空の駅展望施設」とローカル列車で高さ40mからの眺め、隣の鎧駅への絶景の旅についてご紹介します。
山陰地方の重要な交通機関を約100年間支えてきた地域のシンボル的存在「余部鉄橋」
平成22年にコンクリート橋(余部橋りょう)に架け替えられましたが、JR餘部駅側の3本の橋脚は現地保存され、平成25年に余部鉄橋「空の駅展望施設」として再出発。また平成29年には、この空の駅へとつながるエレベーター「余部クリスタルタワー」が完成。
全面ガラス張り、無料、ラクラクアクセスで日本海の絶景にたどり着くことができます。
この余部橋りょうを赤くかわいい(2両)ローカル列車で渡ってみませんか。
隣の鎧(よろい)駅までの小旅行。
都会では味わえないディーゼルエンジンの唸り声・排気の香りもあわせて感じてください。
鎧では、この期間限定の「海を渡るこいのぼり」も皆様をお出迎えします。

なお実際に取材にお越しいただける場合には、より詳細な情報提供、行程調整、撮影アテンドなど地元調整を含めた最大限のご協力をさせていただきますので、何なりと香美町役場神戸営業所までご連絡ください。

■見どころ1 展望施設「空の駅」に生まれ変わった旧余部鉄橋

余部鉄橋「空の駅」として再出発した旧余部鉄橋の橋脚やレールは一部が現地保存され、展望施設として生まれ変わっています。
旧線のレールの上を歩くことができ子どもには新鮮さを、大人には罪悪感?を感じていただけます。
線路に耳を当ててみてください。遠くから列車の音が聞こえてくるようで・・・。

■見どころ2 エレベーターでらくらく!日本海一望「余部クリスタルタワー」

全面ガラス張りのエレベーター「余部クリスタルタワー」は日本海の絶景を一望することができます。
余部クリスタルタワーは片道約40秒、無料で午前6時から午後11時まで利用することができます(無休)。
夜にはライトアップされ季節ごとに色を変えて光り、特別な日にはレインボーカラーでライトアップされます。

■見どころ3 鉄道マニアにはたまらない_1号車2号車

新橋になってからも鉄道ファン、カメラ愛好家の聖地「余部」では、定期列車として
「特急はまかぜ」(キハ189系)と
昭和50年代旧国鉄時代のローカル車両(キハ47系)
を見ることができます。

特にローカル車両「キハ47」型は北条鉄道で知られるようになった「キハ40」型と同じ仲間で、こちらは新造時の色(朱色)で運行され、しかもその1号車と2号車(1番2番に完成した車両)が、運行を担当する豊岡市の車両基地に配属されているということで、高確率で出会うことができます。
餘部駅の向かい側にある小高い山にある撮影ポイント「お立ち台」には、真夏の暑い時も冬の吹雪の中でも熱心なファンの姿が見られます。

■見どころ4 隣の鎧駅までわずか3分の列車旅そこに待っていたものは・・・

JR餘部駅から香住・豊岡方面行のローカル列車で隣のJR鎧駅までの列車旅。
車窓からは高さ40mからの日本海、山陰海岸ジオパークの風景が駆け抜けてゆきます。
途中のトンネルからもチラッと日本海が(海側だけ穴が開いたトンネルもあります)。
座ったと思ったら車内放送が聞こえてきます…

「間もなくヨロイ」

あっという間の旅…がこのままでは終わりません。
鎧駅。

わずか100軒ほどの集落を抱え、主要道からはアクセスしづらい「秘境駅」の1つに数えらえれます。
青春18きっぷのポスターに採用されたり、マナカナでおなじみの2人が出演したNHKの朝の連ドラ「ふたりっ子」の舞台にもなった駅。
宮本輝の小説「海岸列車」にも登場。
かつては線路が2線ありましたが、現在は海側の線路が撤去されて、ホームだけが残ります。
海側ホームへは、冬は温かく夏は涼しい地下道を抜けると、眼下に鎧湾の透き通った海が広がります。
高さは余部と変わりませんが、ひと味違った絶景が広がります。
ベンチに腰かけると都会の喧騒を忘れて、しばらくの間、心の栄養補給。
ゴールデンウィークには、こいのぼりが「海を渡る」姿を眺めることができます。

 

海を渡るこいのぼり(鎧駅からの眺め)

今年は4月29日9時頃から5月8日朝方までの予定 ※天候により開始が遅れたり、終了が早まることがあります。

□プチハイキングで余部へ戻る

余部と鎧を結ぶ “むかし道”「たかのすの森」は「山陰海岸ジオパークトレイル」コースの一部として整備され、約1時間のプチハイキングを楽しむことができます。片道列車、片道ハイキングも良し。

■見どころ5 道の駅あまるべ(9:00~18:00)

・余部の動画放映、鉄橋資料閲覧
・魚、イカのオブジェがお出迎え(顔出し写真撮影)
・余部鉄橋鋼材を使用した限定グッズが購入できる!
・ご当地バーガーで一息(香住ガニバーガー、ととカツバーガー)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

▲鎧での滞在時間は最短15分。逃したら次の列車?それともトレイル歩いてみますか?

 

 

プレスリリース
2022年4月26日 兵庫県香美町 初夏の絶景「あまるべ・よろい」