2021年8月18日 余部(あまるべ)鉄橋「空の駅」と ” プチ ” ローカル列車の旅

~「余部鉄橋」が刻んだ およそ 100 年の歴史を感じながら~
高さ41mの浮遊感を橋上から、列車から

撮影スポット(お立ち台)から見た余部橋りょう ( キハ 47)

■ここが見どころ…
展望施設「空の駅」に生まれ変わった旧余部鉄橋

 

余部鉄橋「空の駅」として再出発した旧余部鉄橋の橋脚やレールは一部が現地保存され展望施設として生まれ変わっています。
旧線のレールの上を歩くことができ子どもには新鮮さを大人には罪悪感?を感じていただけます。
線路に耳を当ててみてください。
遠くから列車の音が聞こえてくるようで・・・

 

■ここが見どころ…
エレベーターでらくらく!日本海を一望「余部クリスタルタワー」

全面ガラス張りのエレベーター「余部クリスタルタワーは日本海の絶景を一望することができます。
余部クリスタルタワーは片道約40秒、無料で午前6時から午後11時まで利用することができます(無休)。
夜にはライトアップされ季節ごとに色を変えて光り特別な日にはレインボーカラーでライトアップされます。

※定員は15名ですが新型コロナウイルス感染症拡大防止のため定員を4名に減らし運転しています。
エレベーター内や入口前に足跡マークの設置を行い混雑を防いでいます。

 

■ここが見どころ…
鉄道マニアにはたまらない_1号車2号車

新橋になってからも鉄道ファン、カメラ愛好家の聖地である余部では定期列車としてウルトラマンの異名を持つ「特急はまかぜ(キハ189系と昭和50年代旧国鉄時代のローカル車両(キハ47系)を見ることができます。
特にローカル車両「キハ47」は新造時の色(朱色)で運行され、その1号車と2号車が運行を担当する豊岡市の車両基地に配属されているということで出会える確率も高いです。
餘部駅の向かい側にある小高い山にある撮影ポイント「お立ち台」には吹雪の中でも熱心なファンの姿が見られますし、町もライブカメラを設置しています。

 

■ここが見どころ…
隣駅の「鎧(よろい)」まで わずか 3 分ローカル列車の小旅行

JR餘部駅から香住・豊岡方面行のローカル列車で隣のJR鎧駅までの列車の旅。
車窓からは高さ41mの日本海、山陰海岸ジオパークの風景があっという間に駆け抜けていきます。
途中のトンネルからもチラッと日本海が(海側だけ穴が開いたトンネルもあります)。
席に着いたと思ったら、放送が…「間もなくヨロイ。あっという間の旅が、このままでは終わりません。
鎧駅わずか50軒ほどの集落を抱え主要道からはアクセスの悪い「秘境駅。青春18きっぷのポスターに採用されたりNHKの朝ドラ「ふたりっ子」の舞台にもなった駅。
宮本輝の小説「海岸列車」にも登場するんです。以前は2面2線有りましたが現在は海側の線路が撤去されてホームだけが残ります。
海側ホームへは冬は温かく夏は涼しい地下道を抜けると眼下に鎧湾の透き通った海が広がります。
高さは余部と変わりませんがひと味違った絶景が広がります。
ベンチに腰かけると都会の喧騒を忘れてしばらくの間、心の栄養補給。

帰りの列車に乗り遅れないように…。

 

プチハイキングで余部へ戻る

余部と鎧を結ぶ ” むかし道 “「たかのすの森」は「山陰海岸ジオパークトレイル」コースの一部として整備され、約1時間のプチハイキングを楽しむことができます。片道列車、片道ハイキングもあり。

 

 

ここが見どころ…道の駅あまるべ

余部に戻ったら、「道の駅 あまるべ」へ
・魚、イカのオブジェがお出迎え(顔出し写真撮影)
・余部鉄橋鋼材を使用したレアグッズが購入できる!
・ご当地バーガーで一息(香住ガニバーガー、ととカツバーガー)

 

 

「兵庫県香美町」の観光PRをしています香美町役場観光商工課神戸営業所の鉄道に熱いマツイと申します。
完成当時、東洋一のトレッスル橋と言われた「余部鉄橋。
架替後、鉄道遺産として一部を保存活用した余部鉄橋「空の駅」展望施設と高さ41mの浮遊感をローカル列車の車窓から楽しむ列車の小旅行についてご紹介します。
明治45年の完成から約100年間JR山陰本線を見守り続けてきた余部鉄橋は平成22年に新しくコンクリート橋(余部橋りょう)に架け替えられましたが、JR餘部駅側の3本の橋脚は現地保存され平成25年に余部鉄橋「空の駅」展望施設として再出発。
また平成29年にはこの空の駅へつながるエレベーター「余部クリスタルタワー」が完成、全面ガラス張りラクラクアクセスで日本海の絶景にたどり着くことができます。
この「新」余部橋りょうを赤くかわいいローカル列車で渡ってみませんか。
隣の鎧(よろい)駅までの小旅行。都会では味わえないディーゼルエンジンの唸り声・排気の香りを感じてください。
秋の旅企画などございましたらご取材につきましてご検討いただきますようよろしくお願いいたします。
なお実際に取材にお越しいただける場合にはより詳細な情報提供、行程調整、撮影アテンドなど地元調整を含めた最大限のご協力をさせていただきますので何なりと香美町役場神戸営業所松井までご連絡ください。

 

プレスリリース
余部橋梁

チラシ
余部橋りょうを列車で渡ってみませんか(あまるべから)