2021年8月18日 香美町の秋「香住梨」が最盛期を迎えます !
日本海の潮風を受け、香住ガニの有機肥料で育ちました!
県下一の「二十世紀梨」産地!10種の梨を栽培する「なし」のまち
■10品種が揃う「香住梨。食感や甘みの違いが楽しめる!」
香美町の梨は昭和4年に兵庫県の委託試験として「二十世紀」の苗木を香住町下浜(現在の香美町香住区下浜)地区に植えたのが始まりです。
「二十世紀」の糖度は10度~11度とほどよい甘さとみずみずしさが特徴。
果肉はしっかりしておりシャキシャキした食感が人気。
香住の家庭では、秋のデザートの定番。
現在では県下一の栽培面積を誇るこの「二十世紀」のほか「幸水(こうすい)」「新高(にいたか)」や平成30年にデビューした新品種「なしおとめなど10種類の「香住梨」がありそれぞれに異なる食感や甘みが楽しめます。
8月に入り早生種の「八雲(やぐも)」を筆頭に「香住梨」の収穫時期を迎えており収穫・食べ頃はおおむね11月下旬までですが、「二十世紀」は9月初旬に出荷の最盛期を迎えます。
■日本海の「海の恵み」を受けて育つ「香住梨」
ゆるやかな山の北向き斜面で日本海からの潮風を受けて育ち、水はけが良く関西地方では香美町の香住漁港だけで水揚げされる「香住ガニ(ベニズワイガニ)」のカニ殻を加えた有機肥料を与えた土で育つ「香住梨」はまさに「海の恵み」を受けたおいしさがあります。
日本海の海の幸「香住ガニ」のカニ殻を細かく砕いたものを加え、肥料として使用しています
■香住梨を使用した商品
地元で作られている香住梨を使ったオリジナル商品をご紹介します。
地元の香住高校では「梨ジャム」を洋菓子店 では地元の名所「かえる島」をモチーフにしたケーキ、地元民宿ではタルトやコンポート、地元醸造会社では「梨ワイン」など香住梨の魅力を存分に使ったオリジナル商品が作られています。
また昨年には地元梨園経営者による「梨ジェラート」が販売を開始「香美町ふるさと納税」の返礼品としても好評です。
■香住梨について
一昨年まで香住梨を愛してくださる皆様への感謝を込めて梨の皮の長さを競う「香住二十世紀梨皮むき競争大会」や「梨の重さ当てクイズ」などの楽しいイベントが行われていましたが今年は行われません・・・残念です。
また今年4月に降った雹(ひょう)により多くの梨が傷ついてしましました。
進物には向きませんが味に変わりはありません。
こちらも「香美町ふるさと納税」返礼品として申込受付中です。
兵庫県香美町の観光PRをしています香美町役場観光商工課神戸営業所のマツイと申します。
兵庫県とは申しましても神戸市から2番目に遠い位置にあります県北部の日本海に面した香美町(かみちょう)。
代表品種である「二十世紀梨」と聞くと隣の鳥取県が有名ですが香美町も兵庫県下一の栽培面積を誇るなど8月中旬から9月中旬にかけて出荷の最盛期を迎える「香住梨」についてご紹介させていただきます。
「香住梨」はゆるやかな山の北向き斜面で日本海からの潮風を受けて育ち、水はけが良く関西地方では香美町の香住漁港のみで水揚げされる「香住ガニ(ベニズワイガニ)」のカニ殻入り有機肥料を与えた土で育ちます。
今年は4月に降った雹(ひょう)により傷ついた梨も多いなか先日の台風9号による強風で落下したり季節外れの長雨と心配は絶えませんが、産地では出荷に向けて着々と準備を進めております。
この秋の旅企画、食企画などございましたらご取材等ご検討いただきますようよろしくお願いいたします。
なお実際に取材にお越しいただける場合にはより詳細な情報提供、行程調整、撮影アテンドなど地元調整を含めた最大限のご協力をさせていただきますので何なりと香美町役場神戸営業所の松井までご連絡ください。
プレスリリース
香住梨