2021年6月21日 香美町の夏!「香住の活(かつ)イカ料理」

「まだ動いてるっ
・・・新鮮な「活(かつ)イカ」を 産地香住で見て!味わって!

 

■イカ釣り漁師の鮮度へのこだわり

「イカ」は元来、非常にデリケートな生き物で外部からの刺激を受けるとスミを吐き網の中で他の魚に触れたり人の手に触れたりすると弱って死んでしまう生き物です。
そのため香住の「活(かつ)イカ漁」はイカが弱りやすい「網漁」ではなく1匹ずつ釣り上げる漁法で1匹1匹大事に取り扱われています。
釣り上げた「活(かつ)イカ」は漁船の底に設置された水槽に入れられ、その水は船外の海水と循環するようになっており「活(かつ)イカ」が生息していた環境に近い状況を保つように工夫されています。
港に戻るまでの間、生きたまま釣り上げた「活(かつ)イカ」が弱ってしまうことのないよう鮮度保持に全力を注ぎます。
「活(かつ)イカ」漁が行われるのは深夜から朝方にかけて。
本当は漁が終われば漁師はすぐに港に水揚げしたいところですが「活(かつ)イカ」の場合そうはいきません。
前述のとおり「イカ」は非常にデリケートな生き物。
船が港に近づくに連れて海の水質が変わり循環する水槽の水も生息環境と異なってくるため「活(かつ)イカ」はどんどん弱ってしまいます。
このため漁師の皆さんは仲買人との取引が行われる直前まで「活(かつ)イカ」が生息していた漁場に留まることで「活(かつ)イカ」の鮮度保持に努めます。

 

■仲買業者の「活(かつ)イカ」を活かしておくための努力

ようやく港に到着した「活(かつ)イカ」は、水揚げの際も細心の注意をもって扱われます。
「活(かつ)イカ」は水温15℃程度で生息しているため人間の素手(約37℃)で触ってしまうと、その体温で「活(かつ)イカ」 はヤケドを起こしてすぐに死んでしまうのでカゴや網を使って丁 寧に扱い「活(かつ)イカ」が水槽にぶつかることがないよう緩やかな水流のある水槽で保管されます。
仲買業者が細心の注意を払って管理する「活(かつ)イカ」ですが、それでも長くて3日間程度しか生きることができません。
お宿から注文を受けた「活(かつ)イカ」出荷に際しても刺激を与えないよう慎重に梱包されお客様の食事の時間に合わせて届けられます。

 

■お宿料理人による「活(かつ)イカ」最後の仕上げ

 

お宿ではお客様に生きている「活(かつ)イカ」を「見て」楽しんでいただいてから料理人が丁寧に調理します。
そのお造りの芸術的な美しさもご覧いただき塩やスダチなどお宿こだわりの方法で美味しく召し上がっていただきます。
お客様の目の前でもまだ動いている本当に新鮮な「活(かつ)イカ」を堪能していただける料理となっています。

 

 

 

 

「兵庫県香美町」の観光PRをしています香美町役場観光商工課神戸営業所のマツイと申します。
兵庫県とは言いましても神戸市から2番目に遠い位置にあります県北部の日本海に面した香美町(かみちょう)。
わが町の夏のイチオシであります「香美町の夏!『香住の活(かつ)イカ料理』についてご紹介します。
「活(かつ)イカ」とはシロイカの活き造りのことです。
元来イカは非常にデリケートな生き物で生きたままの状態で水揚げするのは極めて難しいとされてきましたが、香美町でも2002年から活イカがスタートするとたちまち観光客の人気に。
香美町では毎年6月から8月末頃までコリコリとした食感が特徴の「活(かつ)イカ」料理を町内のお宿、お食事処で味わうことができるだけでなく夜にはイカ釣り漁船の漁火(いさりび)風景を楽しむことができますし実際に遊漁船でイカ釣り体験することもできます。
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この夏の旅企画、食企画などございましたらコロナに勝つ活(かつ)イカとして取材等につきましてご検討いただきますようよろしくお願いいたします。
なお実際に取材にお越しいただける場合にはより詳細な情報提供、行程調整、撮影アテンドなど地元調整を含めた最大限のご協力をさせていただきますので、何なりと香美町役場神戸営業所松井までお声かけください。

 

プレスリリース
香美町の夏!「香住の活(かつ)イカ料理」

 

チラシ
香美町の夏!「香住の活(かつ)イカ料理」