2020年11月5日 冬の味覚の王者「松葉ガニ」漁が11月6日に解禁!

■松葉ガニのおいしさの秘訣

冬の味覚の王者「松葉ガニ」漁は11月6日に解禁となり翌年3月20日までの漁期となります(メスの「セコガニ」の漁期は12月末まで)
松葉ガニの漁獲量は兵庫県が日本一を誇りぎっしりと詰まった身、濃厚で上品
な甘みが特徴です。
香美町では香住漁港と柴山港の16隻の底引き船が出漁します。
香美町で水揚げされる松葉ガニは活ガニ(生きたままのカニ)にこだわっています。
新鮮なカニほどおいしいのは当たり前のこと。操業中に何度もカニ保管水槽の水を新鮮な海水に入れ替えることで水揚げされるまでカニに少しでもストレスを与えない努力を行っています。
漁業関係者の妥協を許さない姿勢が香美町の「松葉ガニ」のおいしさを際立たせています。

 

■日本一の選別技術!

柴山港で水揚げされる松葉ガニは「柴山ガニ」と呼ばれ日本一と言っても過言ではないカニの選別が行われています。
その数「110ランク」とも言われています。
30年以上のキャリアを持つ「選り手」(カニの選別をするプロ)は船長の奥さんなどの女性が行い重さ形はもちろん身のつき具合や色つき傷の有無など50gの誤差も見落とさない熟練の手で選別を行います。
柴山ガニの中でも重さが1.3kg以上あり脚揃いで良質な柴山ガニを「柴山GOLD」としてブランド化をしていますが、その確率は1000匹に1匹とも言われています。

 

■「松葉ガニプラン」のご案内

香美町香住観光協会に属するお宿約100軒と町内のお食事処
では11月上旬から翌年3月末まで(期間は店舗により異なる)、
「松葉ガニプラン」として松葉ガニ料理を提供します。
基本的な料理内容は松葉ガニの刺身、カニみそ甲羅焼き、焼
きガニ、鍋、雑炊などのコース提供となります(宿泊プラン・食事のみプランなど内容や料金は店舗により異なる)。
詳しくは各店舗のホームページをご覧いただくか香美町香住観光協会(0796-36-1234)へお問合せください。

 

■「カニの本場 香美町」と言われる所以

昭和30年代前半までカニ料理といえば「茹でガニ」が主流でした。
しかし昭和35年ごろ香美町のとある宿で生ガニのまま鍋にする料理も開発してみようと地物の松葉ガニに吟味した食材、とくに調理には心をこめホウレンソウを白菜で巻いて盛るなど心を配った料理「カニすき」が誕生しました。
この「カニすき」をお宿のお客さんに初めて出したのが香美町のお宿と言われています。
香美町は古くから漁業が盛んでしたが昭和48年、54年のオイルショックや乱獲で漁業界には厳しい風が吹いていました。
漁港の整備や水産加工品の製造など必死となり漁業再建を目指す中、この「カニすき」の登場により松葉ガニが広く知られ冬の味覚の花形となり香美町は「カニの本場」となりました。

■「第38回 香住 松葉ガニまつり」は翌年度に延期となりました

11月15日(日)に香住漁港西港で開催予定の「第38回香住松葉ガニまつり」は新型コロナウイルス感染防止のため本年度の開催は中止(翌年度に延期)となりました。

 

「兵庫県香美町」の観光PRをしています香美町役場神戸営業所の木原弘一郎と申します。
冬の味覚の王者「松葉ガニ」(ズワイガニ)が11月6日に解禁となり、香美町の香住漁港と柴山港では16隻の底引き船が出漁します。
町内のお宿とお食事処では料理人が腕によりをかけて捌く松葉ガニ料理を味わうことができます。
9月には関西地方では香美町の香住漁港のみで水揚げされる「香住ガニ」(ベニズワイガニ)漁が一足早く解禁しており「カニの本場 香美町」の季節がやってきます。
この冬の旅企画などございましたらご取材につきましてご検討いただきますようよろしくお願いいたします。
なお実際に取材に入っていただける場合にはより詳細な情報提供、スケジュール調整、撮影アテンドなど地元調整を含めた最大限のご協力をさせていただきますので何なりと香美町役場神戸営業所 木原までお問い合わせください。

 

プレスリリース
冬の味覚の王者「松葉ガニ」漁が11月6日に解禁!

チラシ
冬の味覚の王者「松葉ガニ」漁が11月6日に解禁!