2020年6月19日 夏の香美町フェア「香住の活イカプラン」

産地でしか味わえないシロイカの生き造り

お客様の目の前でもまだ動いている、新鮮な「活イカ」をご堪能いただけます!

■イカ釣り漁師の鮮度へのこだわり

「イカ」は元来、非常にデリケートな生き物で、外部からの刺激を受けるとスミを吐く網の中で他の魚に触れたり人の手に触れたりすると弱って死んでしまう生き物です。
そのため香住の「活イカ漁」はイカが弱りやすい「網漁」ではなく1匹ずつ釣り上げる「1本釣り」で手間暇かけて行っています。
釣り上げた「活イカ」は漁船の底に設置された水槽に入れられ、その水は絶えず船外の海水と循環するようになっており「活イカ」がさっきまで生息していた環境を多待つように工夫されています。
漁を行っている間、生きたまま釣り上げた「活イカ」が決して死んでしまうことのないよう鮮度保持に全力を注いでいます。
「活イカ」漁が行われるのは深夜から朝方にかけて。本当は漁が終われば漁師はすぐに港に水揚げしたいのですが「活イカ」はそうはいきません。
前述のとおり「活イカ」は非常にデリケートな生き物、船底水槽の水が港に近づけば近づくほど海水の質が変わってしまい「活イカ」がどんどん弱っていくため漁師は仲買人との取引が行われる直前まで「活イカ」が生息していた漁場に留まり「活イカ」の鮮度保持に努めます。

 

■仲買業者の「活イカ」を活かしておくための努力

ようやく港に到着した「活イカ」は、水揚げに際し細心の注意を払い扱われます。
「活イカ」は水温15℃程度で生息しているため人間の素手(約37℃)で触ってしまうとその体温で「活イカ」は火傷を起こしてしまいます。
火傷を起こした「活イカ」はすぐに死んでしまうのでカゴや網を使って丁寧に扱いイカが水槽にぶつかることがないよう緩やかな水流のある水槽で保管されます。
仲買業者が細心の注意で払い扱った「活イカ」は長くて3日間程度しか生きることができません。宿から注文の入った「活イカ」は出荷に際し刺激を与えてスミを吐くことのないよう慎重に梱包され宿の食事の時間に合わせて届けられます。

 

 

■お宿料理人による「活イカ」最後の仕上げ

お宿では、お客様に生きている「活イカ」を見ていただいてからイカがスミを吐くことのないよう料理人が丁寧に扱い、お宿自慢のお造りとし、お宿こだわりの塩やスダチで美味しく召し上がっていただきます。
お客様の目の前でもまだ動いている本当に新鮮な「活イカ」を堪能していただける料理となっています。

 

■プランの概要

※詳細は別紙チラシをご覧ください

実施期間 令和2年7月1日(水)~8月31日(月)
実施店舗 香美町香住区内のお宿・お食事処33軒
内  容 「香住の活イカ」プランは、昼食、夕食、1泊2食の夕食でご提供します(すべて要予約)。
香住産「活イカ(シロイカ)」を使用した姿造りなどのお造りをメイン料理とし、その他、地元で
水揚げされる魚介などを使用した料理が付属します(各店舗で使用する食材は異なります)。
料  金 各お宿・お食事処で異なります(2名様ご予約の場合の1名様料金です)。
お宿(食事のみ、1名様) 6,800 円~ 11,000 円程度(税込)
お宿(1泊2食、1名様) 12,000 円~ 23,100 円程度(税込)
お食事処(食事のみ、1名様) 3,270 円~ 5,980 円程度(税込)
予  約 各宿のウェブサイト(HP、じゃらんネット、楽天など)からご予約いただけます。
「香住 活イカ」で検索をお願いします。
または、各宿、お食事処にお問い合わせのうえ、ご予約いただけます。

 

 

「兵庫県香美町」の観光PRをしています香美町役場神戸営業所の木原弘一郎と申します。
兵庫県北部の日本海に面した香美町の夏の風物詩である「夏の香美町フェア『香住の活イカプラン』」についてご紹介します。
「活イカ」とはシロイカの生き造りのことで元来、イカは非常にデリケートな生き物で生きたままの状態で水揚げするの極めて難しいとされてきましたが香美町でも2002年から活イカがスタートするとたちまち観光客の人気に。
香美町では毎年6月から8月末頃までコリコリとした食感が特徴の「活イカ」料理を町内のお宿お食事処で味わうことができるだけでなく、夜になるとイカ釣り漁船の漁火の風景を楽しむことができます。
この夏の旅企画、食企画などございましたらご取材につきましてご検討いただきますようよろしくお願いいたします。
なお実際に取材に入っていただける場合にはより詳細な情報提供、スケジュール調整、撮影アテンドなど地元調整を含めた最大限のご協力をさせていただきますので、何なりと香美町役場神戸営業所 木原までお問い合わせください。

 

プレスリリース
夏の香美町フェア「香住の活イカプラン」