松葉ガニ

毎年11月6日に松葉ガニ漁が解禁されると町中が活気づきます。
香住漁港、柴山港で水揚げされた松葉ガニは大きさ、重さ、色、形などで100以上のランクをつけて選り手が選別をし競り市にかけます。
その確かなで細やかな仕事が「カニの本場かすみ」を支えています。
町内のお宿ではさまざまな松葉ガニ料理を食すことができます。

香住ガニ

関西地方で唯一、香住漁港のみで水揚げされる「ベニズワイガニ」を地元では「香住ガニ」と名付けブランド化しています。
姿形は松葉ガニに似ていますが全体が紅色で生息域が水深約1000mと深く低い水温、養分豊富な深海で育つため身が締まり甘みが強いのが特徴です。
漁期は9月1日から翌年5月末までと松葉ガニと比べ長く漁獲量も多いためリーズナブルな価格で味わえます。

但馬牛

但馬牛(たじまうし)とは兵庫県産の黒毛和種の和牛のこと。
このうち神戸肉流通推進協議会による基準を満たして生産され同協議会が定める格付け基準を満たした牛肉を但馬牛(たじまぎゅう)といいます。
但馬牛は神戸牛や松坂牛、近江牛といった日本が世界に誇るブランドビーフの素牛です。

ホタルイカ

3月から5月にかけて漁獲の最盛期を迎え「春を告げる海の幸」と言われるホタルイカ。
近年の漁獲量は兵庫県が日本一。
食べ方はなんと言ってもボイル。
海水程度の約3%の塩水で一気に茹で上げます。
はち切れんばかりにプリっと膨れた茹でたてのホタルイカを口に入れると身に含んだ塩分と強烈な旨味が口中に広がります。

ハタハタ

近年の漁獲量は兵庫県が日本一。
底引き網漁の漁期を通じて一夜干しや鮮魚として流通しています。
ハタハタの一夜干しでは全国屈指の巨大産地です。
特に春のハタハタは皮が軟らかく脂乗りがいいため生のままそのまま焼いてもおいしくいただけます。
小さなハタハタはジンタンと呼ばれ唐揚げは香ばしく骨まで食べることができます。

ノドグロ

4月から5月にかけて最旬を迎えるノドグロ。
昔から大きなノドグロは脂が乗って旨いとされ特にニギスの漁場で獲れたノドグロは明らかに脂が乗って旨かったことから地元漁師から「キス場のノド」と呼ばれ重宝されてきました。
「白身のトロ」と称されるノドグロの粗脂肪量はマグロのトロに匹敵する平均20%以上とも言われています。
香美町では、町内の民宿、お食事処で「キス場のノドプラン」と称してノドグロ料理を提供しています。

活イカ

水揚げされた生きたままのケンサキイカをそのまま姿づくりに。
透けて見えるほど美しく透き通りコリコリした心地よい食感のあと噛むほど甘味が増していきます。
ゲソ(イカの足)は天ぷらや塩焼きで味わうことができます。

すっぽん

昭和45年から小代区でスッポンの養殖が始まり現在は香美町の特産品として県内の旅館などを中心に年間約200匹を出荷しています。
近くから湧き出る26℃の温泉水を利用して育てられるスッポンはクセがなく鍋だけでなくお刺身でも食べることができ非常に美味な食材です。
地元料理人は「スッポンはスープが命」と口を揃えスッポンのエキスが染み出したスッポン鍋のスープは深いコクがあります。
ビタミンB2やビタミンC、ゼラチン質のコラーゲンなどを豊富に含み美と健康の源の食材で女性におすすめです。

ダブルブランド鍋

松葉ガニや香住ガニ、但馬牛など香美町のプレミアム食材と地元料理人の奇跡のコラボレーション企画。
1度に2つのプレミアムな食材を味わえるだけでなく地元の素材を知り尽くした料理人たちがさらに美味い逸品に昇華させています。